LS-GLにDebian 11(bullseye)をインストール(問題あり)
LS-GLが引っ越しの時に出てきたので、Debianをセットアップしてみることにした!!
予め、PCのLinuxでパーテーション設定とフォーマットを済ませておきます。
ところが!電源を入れるとピーピーいってHDDがスピンアップしないのだ!
電源基板修理
ああ、これね☆
そうそう、電源基板が逝かれた時のやつですよ・・・・
で、さっそく分解してみると見事に電解コンデンサが膨れてました。
あるあるですな。
ダメになった奴は、
- 820µF 25V
- 1800µF 10V
の2つです。
820µFは秋月電子通商で奮発して、これを買いました。といっても130円ですが(笑)
経年劣化が少ないらしいので安心・・・(でも、あと何年使うかなぁ~)
1800µFは秋月に無かったので、千石電商の地下1階に・・・
オリジナルと同じsuncon(サン電子工業)のもあったのですが、ちょっと高い(+10円)ニチコンのにしました。
まあ、2つ買っても225円ですが・・・
このコンデンサ達は容量が大きくても良いようなのですが、家にあった2200µFは物理的なサイズがデカすぎて基板に納まりませんでした。
秋月にある2200µF/35Vのコンデンサもデカいので、買って後悔しないように注意!!
インストールの準備
今回はbullseyeをインストールしようと思う。
いつも、ホワイトボイスさんがいろいろ書いてくれているのでありがたいですな。
ただ、ホワイトボイスさんの記事は【stretch】のインストールで、【bullseye】ではないのですが、そんなに変わらないだろうと思って挑戦です。
まずは、以下のものをそろえました。
HDDのパーテーション設定
サイズはよしなに。。。
最終的にはこんな感じにしたい・・・
/dev/sda1 | 243MB | ext2 | /boot |
---|---|---|---|
/dev/sda2 | 29.8GB | ext4 | / |
/dev/sda3 | 488MB | swap | swap |
/dev/sda4 | 267.6GB | ext4 | /home |
予め、PCのLinuxでパーテーション設定とフォーマットを済ませておきます。
※/boot は ext2 で inode が 128 でないとブートできないらしいので注意
# mkfs.ext2 -I 128 /dev/sdx1
# mkfs.ext4 /dev/sdx2
# mkswap /dev/sdx3
# mkfs.ext4 /dev/sdx4
第1パーテーション(/dev/sdx1)に先ほどだ準備した initrd.buffalo と uImage.buffalo を書き込みます。
で、LS-GLに取り付けて、電源ON!!
ダメでした!
どうしてもSSHがつながりません。
仕方がないので、シリアルコンソールをつなぐことにしました。
(ちなみに、シリアルの通信速度は115200bpsです)
※追記
シリアル接続なしでもできるようにbusterからアップグレードしてみた。すると!!メモリー不足のWarningが出てました!
(新しいインストーラーは125MB以上必要らしく、LS-GLではlow memory modeになる)
ここで、[Continue]しないと先に進まないようです。
sshでログインする場合は
user: installer
pass: install
ただし、low memory mode では日本語でセットアップできないので面倒です。
何とかインストールを完了できるけど、locale他いろいろ後から入れないといけない。なので、Debian 10(buster)からインストールするほうが時間はかかるけど楽かもね。
問題点
何とかインストールを完了できるのですが、問題がありました!!
電源を切ることができません!
正確に言うと、poweroffコマンドや電源ボタンを押すとシャットダウン処理が走るのですが、シャットダウンが完了した後に何故かリブートします。
しかも、今度はネットワークブートしようとして、起動に失敗しエラーでピーピー鳴ります。
電源ボタンの長押しで、強制終了するしかないみたいです!
poweroffするより、haltしたほうが、ピーピー鳴らないのでいいかもです。
まあ、めったに電源を切らないので良しとしましょうか?
(気持ち悪いけど・・・。ちなみに、Debian7(Wheezy)までは電源OFFにできます)
※誰か知らないかなぁ~
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