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Raspberry Pi Pico互換ボード - YD-RP2040

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とってもお安いRaspberry Pi Picoの互換ボードを買ったので、ここに記しておくこととする。 Aliexpressのセールで、YD-RP2040が250円で買えたよ! ラッキー! しかも、 Flashメモリが16MB版 ですぜ! 前に買ったときは、4MB版で330円でした! 今は円高だから、Raspberry Pi Picoが800円ぐらいするからな・・・ Pico互換ボードなので、ピン互換性は完全ではありません!   Pin35 : ADC_Vref ⇒ GP29   Pin37 : 3V3_EN   ⇒ GP23 と、変更されてます。 あと、 USERスイッチ が GP24 に、 WS2812 (LED)が GP23 に割り当てられていて、GPIOが余すところ無く、全て使われています。 はっきり言って、Picoより使いやすい!! それと、デバッグポートに3V3が来ているのも非常によい★ すべてのピン配列は、 Googleでどうぞ ! WS2812はPin37とGP23を共用しているので、 WS2812を使うときは WS2812の右上の R7をジャンパ しましょう。(ロットによっては表記がR7じゃなく、RGBなものもある) まあ、互換性についてはPicoを買う予定はないので、気にしな〜い・・・ しかし、『 Raspberry Pi Pico 』って名称は何とかならなかったのかね〜 Raspberry Pi がかぶってて、検索しづらいって・・・ Raspberry Pico でよかったよなぁ〜絶対に・・・ では、PlatformIOでこのボードを使っていこうと思いますが、 それはまたのお話で・・・ おしまい

導通チェッカー (ATtiny13A使用)

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テスターが重いので、導通チェックだけのためにいちいち取り出すのが面倒になった私! ならば、導通チェッカーを作ろう!と思い立ち、トランジスタで簡単なものを組もうと思ったのだが・・・ 自分で作る前に、世の中の人に聞いてみることに! 簡単なものは、防犯ブザーを改良して・・・みたいなのがあったけど・・・ 測定電圧に何ボルトかかるかも怪しいので、逆電圧をかけた場合を考えると、これはやめたほうがいいだろう・・ 高機能なものになると、回路がやたら複雑になって、作るの面倒くさいなあ・・・ と思ってたら!! 素晴らしく簡単で、マイコン使ってて高機能で便利そうなものを発見!! ChaNさんの『回路内導通チェッカ』 です!! なんと!ATtiny13と工具箱にありそうな簡単な部品だけで出来そう!! しかも、 抵抗値によって音色が変化する とか最高ですか! というわけで、作ってみた! ChaNさんの回路やプログラムは 簡潔に書かれている ので、 とても勉強になります★ ありがたや〜 作ってみると、いろいろ改造したくなるのが人情です(笑) というわけで、改造することに! ※改良ではない 改造した点 手持ちの抵抗器で何とかなるように抵抗値を変更 2色LEDを使い、電源は 青 色、導通時に 赤 色LEDが点灯 導通時の音色を変更 導通抵抗値を500Ωまでに変更 スリープを1分に変更 プローブの接触で電源ON プローブの10秒以上の接触で自動電源OFF(プローブ起動を無効化) プログラムは全面的に書き直しました。 CPUクロック を 1.2MHz としましょ。 そうすれば、ヒューズビットの書き換えは不要なのです! オリジナルはATtiny13Vですが、ATtiny13Aしか持ってなかったので、変更しました。 手持ちの抵抗器の都合で、オリジナルは 27KΩ と 5.6KΩ ですが、 22KΩ と 3.3KΩ の抵抗を使ってます。 2色(赤青)LEDが、部品箱に転がっていたので、それを使うことに。。。 たぶん、 秋月電子通商で昔買った やつだろう・・・当時は 500円もしてた みたいだ(笑) 導通時の音色を自分の使ってたテスターの音に近づけるために変更しました。 それと、オリジナルは50Ωの抵抗値で停止するようになっているのですが、そんなに細かく音色が変化しなくてもいいので、10倍の500Ωに変更しま

AVRISP markII・USBasp ピン配置

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最近、evernoteがめっちゃ使えなくなっちまった・・・ 無料版では、端末が1台までだし・・・ WEB版のevernoteはAndroidでうまく開けないぞ!! なので、AVRライタのピン配置をここに書いておこう! ※注 USBasp  でTPI書き込みを行う場合は TPI-DATA に MISO ではなく、 MOSI を使う!!

AVR ATtiny10 ベリファイエラー

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やっちまったので、書き残しておこう! AVR ATtiny10のシグネチャが一致しない・・・ う〜ん、これは 前とおなじ かな?と思って、avrdudeのビットクロックを変更してみるが・・・ 関係ないみたい・・・ 次にAVRライタを AVR ISP markII から USBasp に変更しようとしたら、 USBaspの ファームが古くて 更新したり ・・・ 配線をつなぎ直したり・・・ いろいろやったが、だめだった・・・ しばらくして、よ〜く確認したら、書き込み用の TPIDATA(PB0)の信号線への負荷が大きく て、うまく認識しなかったようだ!! 負荷になる回路から切断したらうまく行った★ これに気づくまで、何時間も格闘してしまった・・・ 書き込まれるんだが、ベリファイエラーが出てしまう。 verification error avrdude: verifying ... avrdude: verification error, first mismatch at byte 0x0024 0x0c != 0x17 avrdude: verification error; content mismatch という問題に遭遇してしまった・・・ これも、何時間も解決できず・・・ 世の中の人に頼ることに・・・ すると!! ねこめもさんのページ に書き込みが! なんと!電流不足とな!!! いつも実験用に、サンハヤトのICトレーナーを使ってるんですが・・・ 知ってます? ICトレーナー CT-311R ・・・ もう、 売ってない みたいですが・・・うん十年前に買いました(笑) 電池BOXが壊れたのですが、交換してでも使っている お気に入り です! そういえば、もう十年ぐらい乾電池を交換してないかも・・・ で、電圧を測ってみたら・・・4本で なんと! 3.518V ですって・・・ 6V程度は無くてはならないのに・・・ そりゃあ、電流も取り出せないわな・・・ ちなみにこのテスターも sanwa の PC101という、年季ものです(笑) CT-311R は、DCプラグもつなぐことが出来る優れものです! ただし!DCプラグは センターマイナスの罠 に注意!! 今どきは、ほとんどがセンタープラスですが、昔はセンターマイナスが主流でした・・・

USBaspをLinux上でアップデートする

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USBaspって知ってますか?  AVRの書き込み器の一つで、avrdudeも対応しています!! これがあれば、AVR ISP markIIがなくてもAVRにプログラムをかけます! で、AVRライターの予備に大昔にamazon買って、放ぽってありました。。。 購入履歴をみたら、 2018年 に 287円 で購入! つまり、6年前に買ったようです(笑) 2018年は1ドル110円ぐらいだったので・・・安く買えたなぁ〜 で、早速、袋を破ってみると・・・ んん? 錆びてます!! 袋に入ったままだったのに、錆びてるって・・・ 気持ちわるいので、早速、修正しましょう!! ハンダごてでチャッチャッと新しいピンヘッダに・・・ 最近はRG(老眼)が進んで、手元がよく見えず・・・ チャッチャッととはいきませんでした★ まあ、なんとか、出来ました!! ついでにJP3にもピンヘッダを追加しておきました。 おそらく、この JP3 は SlowClock だと思います。 オリジナル はJP1の表記ですが、この互換品はJP3の様です。 で、こいつで ATtiny10をプログラムしようと思ったのですが!! ファームウェアが古くて avrdude avrdude: warning: cannot set sck period. please check for usbasp firmware update. という warningが出てしまいます。 しかも、ATtiny10の TPI方式での書き込み には 古いファームウェアでは対応していない ようです!! それでは!アップデートの準備です! こちらの DEKOさんのページで詳しく説明 してくれています★ が、Windows用に書かれているので、自分なりにまとめておきます。 必要なものは、 ターゲットのUSBasp(今回アップデートする機器) AVRライタ(USBasp上のAVRチップを書き換えるため) avrdude USBasp firmware (usbasp.2011-05-28.tar.gz) ここで、詰んでしまう人もいるかもしれません!! だって、USBaspに書き込むためのAVRライタが必要ですから(笑) でも、最近は ArduinoをAVRライタにできるようになった し、なんとかしましょう! 今回は、AVR IS

ATtiny10をPlatformIOで開発したい!

Windows11を使う気にならないし、 Windows10もほとんど使わなくなってしまった。。。 ただ、問題は LinuxでMicrochip Studioが使えない ことだ!! ATtiny10を使おうと思ったら、困ったことになる! 最近はもっぱらPlatformIOを使うようになったので、ATtiny10もできるんじゃないかと思ったら。。。  なんと!Board選択にATtiny10が無〜い!! 簡単にできると思ったのに。。。 仕方がないので、世の中の人に教えてもらおう!!! は〜い発見! bitbangingさんのページ を参考に・・・ ボード用の設定ファイルを作れば良さげ・・・ でも、ちょっと変更 私はAVR-ISP markIIを使っているので、" protocol "を" avrisp2 "に "extra_flags"に"-e"を指定して、書き込み前に消去するように "url"と"vendor"を今どきに ファイル名は適当につけられます。 私は、AVR ISP mkII と USBasp を持っているので、AVRISPの方は"attiny10-avrisp2.json"としました。 USBaspはファームウェアが古くて、アップデートしました。 その話はまた。。。。 てな感じで、こうなりました! ~/.platformio/platforms/atmelavr/boards/attiny10-avrisp2.json { "build": { "f_cpu": "1000000L", "mcu": "attiny10" }, "name": "ATtiny10 [AVR ISP mkII]", "upload": { "extra_flags": "-e", "maximum_ram_size": 32, "maximum_

ILI9225の罠 - ILI9225Gとは!

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ずーっと前に買ってあった2.0"のLCDを使ってみようと思って、早速ESP32と接続してみた! Amazonで、なんとなく見つけて買っておいたのだ。 BODYA Arduino Nano UNO R3ボード5V / 3.3V用2.0 "SPI TFT LCDシールドブレークアウトモジュール ESP32用には、素敵なグラフィックドライバを開発してくれている方がいるので、早速、使わせていただくことに。。。  その名も LovyanGFX !! このグラフィックドライバがあれば、 ほとんど の液晶用のドライバICチップが動いちゃうすぐれものなのです。 しか〜し! 私が買ったこの液晶は全く反応しませんでした・・・ ドライバICは ILI9225 と液晶裏の基盤には印刷されています。 もちろん、LovyanGFXにも対応ICとして記載されています。 なのに!!動きません!! 初期不良品かもしれませんが、購入履歴を見たら、もう2年もほったらかしでした!!ので、交換できるはずもなく・・・ そういえば、この液晶2つ買ったのでした! 3.3V専用版 と 5V兼用版 を・・・ ではでは・・・もう一方に繋ぎ変えてみましょう!! いや〜、反応しません!!! 2つとも初期不良ということは無さそうですが、動かないのではわかりませんな。。。 何か無いかと、調べてみると、ILI9225はとてもマイナーらしく、情報があまりヒットしません。 他のグラフィックドライバ も試しましたが、同じく反応なし!! マイナーなドライバICには注意 しましょう!! でも、2つも買っちゃったのに・・・悔しいです(笑) 調べること小一時間!なんとか、それらしい情報をゲットしました!! "  ESP-IDFを使ってみる ー SPIのTFT  " なんと!!  ILI9225  には  ILI9225 G  なる 亜種 がある ようです!! やられた〜! 罠にハマって ました!! ILI9225 G  は LovyanGFX では対応していません!! 先程のページの nopnop2002さんが ドライバを開発 してくれているようなので、それを拝見してみます。 私はIDFで開発してないし、開発環境はArduinoに頼っちゃってるので、このままでは使いづらいなぁ・・・ どうしようかと思った